新型コロナウィルスにかかっても若い人は安心で風邪やインフルエンザみたいなものといわれていますが、ドイルの研究グループの研究結果は衝撃的です
などの新型コロナウィルスが完治しても、後遺症に苦しむ方の情報がSNSで見ることがありましたが、理由として考えられることが、羽鳥慎一モーニングショーで説明されていました
心臓画像クリニック飯田橋の寺島正浩理事長によると
新型コロナウィルスの後遺症としての心筋症です
『最近の研究によって心筋炎は完全に回復するのではなく、後遺症が残り慢性的な心不全・不整脈を引き起こす可能性が指摘されています』
心筋炎とは

心筋炎と診断されたら
軽症の場合は約1週間
重症の場合は2週間~1か月以内の入院が必要
死亡率は4.7%と決して低くはない数字のようです
新型コロナウィルスがなぜ、心臓に影響及ぼすのか?
ウィルスが血液を通じて、心臓の正常な組織を破壊することで心筋炎が起きるようです
- 不整脈
- 発熱
- 息苦しさ
心臓の筋肉が炎症を起こす症状が進行すると心筋が壊れて心臓の動きが低下するということで、後遺症が発生していると考えられるようです
ドイツフランクルト大学病院の研究チームの研究では45歳~53歳の新型コロナウィルスからの回復した患者100人の心臓のMRI検査から78人が心臓に異常が見つかったそうです
なんと、感染時の症状の重さに関係なく心臓に異常が確認されたようです
心筋炎を見つける検査

血液検査
レントゲン・心電図
エコー検査
心臓MRI検査
組織を採取して検査を行います
寺島正浩理事長によると心臓の異常を疑わないとやらない検査になるそうで、偶然にみつけることはできないそうです
心筋炎の治療法はなし
心筋炎の治療法は確立されていないために、安静して回復するまで心肺機能を維持・管理して免疫をコントロールする薬などで炎症を抑える
新型コロナウィルスのリスク

いままで肺炎などの重篤患者だけが問題視されていて、若い人や無症状の方は特には問題がないということでしたが、この研究結果によってかかることのリスクは完治した後にもあるということがわかってきたことです
完治しないということで
- 不整脈
- 発熱
- 息苦しさ
が続く可能性があるわけです
後遺症と考えられている心筋症は治療法がないということも問題です
大リーグのレッドソックスのエデュアルド・ロドリゲス(27)投手も新型コロナウィルスに感染してその後、心筋炎が見つかり今季はすべて休むことを発表しています
まだまだ、未知の新型コロナウィルスは今後も色々な研究結果によって全貌が初めてわかる可能性があります
一部の無責任なコメンテーターや専門家と呼ばれる人の言葉を信じて、新型コロナウィルスは風邪程度だと考えるのは時期尚早ではないでしょうか?