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生の豚肉には細菌 ・寄生虫がいる可能性も。レンジ調理の生焼けにはご注意を

生の豚肉には細菌 ・寄生虫がいる可能性も。レンジ調理の生焼けにはご注意を

豚肉をレンジで料理される方も多いと思います

ほんのり赤くなるようれな状態は食べても大丈夫かどうか悩むところです

ただ、レンジで豚肉を調理する場合注意が必要です

豚肉のレンジと寄生虫・細菌についてまとめてみました

レンジ調理をされる方に向けて書いた記事になります

 

豚肉電子レンジの安全性

豚肉電子レンジの安全性

豚肉の生焼け

生の豚こまや豚バラを電子レンジで調理するYouTubeも増え始めて、今まで生の豚をレンジで料理をしなかった日本人に広がりはじめています

食中毒の危険性は大丈夫なのか気になるところです

レンジ調理の場合は水分が蒸発してパサパサになりやすいので、少し赤色~ピンク色に変わる程度で調理を終える方が多いです

これは絶対に危ないから止めましょう

完全に豚肉の生焼け状態になります

 

豚肉をレンジ調理する場合は豚肉100gに大さじ1杯の油を絡めることでしっとりしたお肉ができあがります

十分に火を入れてもパサパサになりませんよ

 

危険性が高い生の豚肉

日本の豚肉は安全で生でも食べることができるので、あまり火を通さずに料理することがおいしいコツです

と以前有名レストランのシェフが言っていましたが、決して真似すると痛い目にあります

無菌豚肉という商品が流通していることをご存じでしょうか?

無菌だから安心と思われますが、無菌ではないようです

無菌豚肉の正体は清潔な環境で飼育されていますということです

決して菌を持っていないというわけではありません

 

日本SPF豚協会のホームページ

生の豚肉が持っている危険

■E型感染ウィルス  ⇒  肝障害

■サルモネラ菌   ⇒  食中毒

■寄生虫      ⇒  寄生虫感染

 

なかなか死滅しない細菌

食中毒菌等の死滅条件
細菌等 温度と加熱時間
腸管出血性大腸菌 75℃ 1分
カンピロバクター 75℃ 1分
サルモネラ属菌 75℃ 1分
リステリア 65℃ 数分
ノロウイルス 85~90℃ 90秒間以上

内閣府の食品安全委員会

 

レンジでチンする時間

薄切りであれば1分

厚みのある豚肉なら2分~3分

が目安になります

 

レンジの生焼けを避けるには

レンジでチンするだけでは豚肉の場合は生焼けが心配です

加熱しすぎるとお肉がパサパサになってしまいます

そんな時におすすめが、ちょい焼です

レンジでチンした後にフライパンで表面をこんがり焼いてあげると生焼けの心配がなくなり、さらに香ばしくなります

手間はかかりますが、生焼け防止にしてみてもいいのではないでしょうか

まとめ

レンジ調理で豚肉は特に慎重に調理したいものです

細菌・寄生虫などがいる可能性が高く、ピンク色だから安心というわけではありません

十分に火を通した調理法に変えていきます

パサパサになりやすい豚肉は100gあたり大さじ1杯の油を混ぜて調理することでしっとりした豚肉になります

是非、お試しください

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