日本には法人番号が2つあるのはご存じでしょうか?
- 会社法人等番号(かいしゃほうじんとうばんごう)
- 法人番号(ほうじんばんごう)
非常にわかりにくいですが、2つとも法人番号として動いています
違いは12桁と13桁の違いと利用する場所によって使い分けなければならない非常にわかにくいです
法人番号(13桁)と 会社法人等番号(12桁)の 違い
法人番号とは
行政手続きに使われる番号で会社のマイナンバーのようなものになり、行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(マイナンバー法)の規定に基づいています
いわゆる企業マイナンバーと言われるものです
- 国税の番号
- 地方税の番号
- 社会保険の番号
- 補助金の利用
など行政手続きに利用される番号は法人番号を利用しなければなりません
13桁
法人番号は13桁の番号で表示されます
商業登記に使われている会社法人等番号12桁の左側にチェックディジットを付けたものになります
チェックディジットは識別番号で12桁の数字から計算されてつけられた数字になります
識別番号は0になることはなく、1~9の文字が入ります
歴史
法人番号の歴史は浅く、2015年10月5日より利用がはじまりました
国税・地方税なので法人番号が利用され始めて、金融機関も法人名義の口座には法人番号を利用することが義務付けられています
利用目的の制限はない
企業マイナンバーである法人番号は個人のマイナンバーと違い利用の制限はもうけられていません
法人番号の調べ方(検索)
法人番号の公表サイトは国税庁のホームページで調べることができます
- 法人番号
- 名称(称号)
- 住所
- 公表データーのダウンロードを行うことができます
会社法人等番号とは
会社法人等番号は会社を新しく登記する時に付与される番号になります
現行の商業登記規則に規定されているものになります
会社の登記簿謄本や印鑑証明書などに記載されている番号になります
12桁
会社法人等番号については12桁になります
会社法人等番号の検索方法
法務局の提供しているサイトで検査することができます
ただ、こちらのサイトは登録してから利用できます
少し手間がかかります
まとめ
まだまだ、日本はネット社会からは取り残されているようです
会社番号が法人番号と会社法人等番号という似たような番号を作っている時点で混乱がおきるようです
そのために、現場でも12桁の番号でとか13桁の番号で記入してくださいという混乱が良く見受けられます
法人番号は企業マイナンバーとも呼ばれている番号になるので、行政手続きをする場合は企業マイナンバーの13桁を入れるようにします